・スニーカー、あれば双眼鏡など
・林の中を歩く。
・服装や履き物に気をつけて歩く。
・気分も和らぐだけでなく、今まで気がつかなかったものに気づく。
林には,その場所や木々の種類によって,さまざまなものがあります。海岸の防砂林のマツ林を歩くと,磯のにおいとともに砂浜のザクザクとした感触を楽しめます。また枯れたマツ葉を踏みしめると,マツの樹脂独特のにおいもします。暖かい地方に発達しているシイやカシのなかまを中心とした自然林の中は,日中でも暗くジメジメした感じがします。
最近では,自然林はほとんどなくなって二次林となっています。いわゆる里山や雑木林と呼ばれるもので,私たちの身近にある林はほとんどこれです。
関東以南の暖かい地方では,アカマツやシイ,カシなどの常緑の照葉樹と,コナラ,アベマキ,クリなどの落葉樹とが混じって生えています。林の中にはツツジの類やイヌツゲ,ヒサカキなどの低木や,さまざまな野草も生えています。四季折々に歩くと楽しく,秋にはキノコ狩りやドングリ拾いもできます。関東地方の雑木林は,コナラやクヌギ,クリなどの落葉樹の林が広く見られます。中部地方の山地のカラマツ林は黄葉や落葉が美しく,地面もフワフワしていて心地よいものです。東北,中部地方にはブナの林もあります。スギやヒノキの人工林は植物の種類数が少なく,林の中はちょっと暗い感じがします。
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